雑談のルール
著者 松橋良紀
みなさん、雑談は得意ですか?今回の本である「雑談のルール」からすると、1000人のビジネスマンの約7割が苦手と答えたそうです。私も苦手な方だと思います。しかしこの本を読んで、雑談の必要性や手法などを学び、雑談というものをなるべく意識するようになりました。苦手だと思う方は要チェックです。
- 雑談は無駄なことだと考えない
- ちょっとした失敗談を話に入れる
- 素直さを意識する
雑談が苦手だと思っている人は、中身のない話は無駄なことだと考えている人が多いです。その理由として2つあげられます。
1つ目は「コミュニケーションは、単なる情報伝達に過ぎない」と思っているから。
2つ目は「他人の評価を基準に生きている」からです。
コミュニケーションは人とのつながりを持つためにあります。情報伝達の会話も必要ですが、雑談も同じかそれ以上で必要です。
他人の評価を気にしすぎると、バカにされたくないと思うようになり、雑談を避けがちになります。雑談に限らず他人の目を気にしないことは、自分の人生を生きるうえでかなり重要です。
そこまで親しくない人に雑談をする時、親しみが持てる人なら楽しく話せそうですよね。親しみを持つにはどうしたらよいのか。著者はこう述べています。
ちょっとした失敗談を披露すると、相手に親しみを持ってもらえます。
引用元 著書(一部)
失敗談を話すことは自分の心を開くことです。ちなみに相手が反応に困るような失敗談は逆効果です。「今となっては笑い話なんですが・・・」などと切り出して、自分をさらけ出しましょう。
周りより愛されている人っていませんか?同じ失敗をして許される人と叱られる人。その違いは「素直さ」を持っているかどうかです。
若い人は先輩や上司に相談することが多いと思います。頼りにされて嬉しくない人はいません。ただ素直さだけでは不十分です。雑談で少しずつ信頼関係を作り、素直さを出すことで愛される人になれるのです。
他にも雑談に関して様々なテーマが書かれています。SNSやLINEなどがある時代だからこそ。雑談の必要性は高くなっていると私は思います。雑談が苦手だなと思う方は、ぜひ読んでみてください。