多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
著者 Jam
この本は、イラストやマンガを描きながらゲームデザイナーの仕事をしているJamさんという方が書かれた本です。とても悩みが多く、その辛さから多くの本を読まれたみたいですが解決方法は見つからず。ところが友人に本のタイトルのように、相手はパフェ食ってるよと言われ、衝撃を受けたみたいです。
この本には全部で64つの、嫌な気持ちを引きずらない方法書いてあります。またそれぞれの項目に4コマ漫画があり、とても親しみやすく面白かったです。
- 人と会話している時、スマホは見ない→目の前にいる相手は透明人間か
- 情報はすぐに知らなくても大体のことは問題ない
- 謙遜のしすぎは相手に対して、見る目がないと言っているとの同じ
友人や知り合いなどと一緒に会話や食事している時、スマホをいじっている人結構いますよね。今見ることかと相手は思うかも知れません。お互いに了承しているのであれば問題ないですが、見る必要がない時はなるべく相手とのコミュニケーションを楽しみましょう。相手は「透明人間」ではないのですから。
インターネットやSNSが発達してから情報化社会になりました。あらゆる情報が交錯しています。時には見たくない情報が流れて来たりもします。そういう時はどうすれば良いのか。著者はこう述べています。
それを知ってできることや変える力があるの?
引用元 著書
たくさんの情報の中で自分にとって有益なものは、凄く少ないと思います。大事なのは今すぐ知らなくても大きな問題はない と思うことです。情報をチェックしている時間を、自分のために費やしましょう。
この本は他にも、「起こったことをそのまま言うのは悪口ではなく事実」「今ごろパフェとか食ってるよとつぶやいてみる」など面白い考え方が書かれています。文章も丁寧でわかりやすいです。今抱えている悩みを解決したい方、この本で考え方を少し変えてみてはいかがでしょうか。