究極の読書法~購入法・読書法・保存法の完成版
著者 鴨頭嘉人
この本の著者は講演会などで生き方や考え方を発信している鴨頭さんです。鴨頭さんは多くの本を出しており、今回は読書術の本を選びました。
本を読む上で読書術は、知っていたほうがよいと思います。これからの読書の生産性や吸収力が変わっていきます。
- 前半部分に着目する。全部読まない
- 成功するためには「勉強好き」「読書家」「プラス思考」
まず本は全部読む必要はありません。読書はその本から何か新しいことを学ぶことが目的です。もっというと学んだことを日常生活に反映する。これこそが読書です。
著者はこう述べています。
マーカーを引いた部分は本全体の6%でした
引用元 著書
特に前半に大切なことが書かれているパターンが多いです。逆に後半は全体のまとめなどが多いですね。もちろん全部読んでも構いません。ただ全部読むことが目的になってしまっては、読書は無駄な時間になってしまいます。1冊の本から3つ学びを得られれば充分です。
多くの成功者は「勉強好き」「読書家」「プラス思考」らしいです。成功者までいかなくても仕事ができる人もこの3つの共通点があると思います。
勉強好きは、新しい知識を身につけて自己成長が好きな人です。
プラス思考は、どんな状況でも常に前向きな状態にいる人です。そして読書家。著者はお金と時間についてこう述べています。
人生でもっとも大切な資産は「時間」です。二番目がお金です。
引用元 著書
本にはたくさんの人の人生や思考が書かれています。それらを吸収し少しずつ実践することで、生活の質が高まり時間が増えていきます。つまり読書は時間を買うことと同じ効果を生むのです。また読書によって手に入れた知識を使ってお金を稼ぐことも可能です。頑張って読書家になろうと思わず、1冊ずつ読めばよいと思います。
私自身、高校生くらいまで本とは無縁でした。読書に目覚めたのはここ2、3ヶ月です。もっと早い時期に本を読む習慣を身につけてればよかったと思います。
この本はそこまで量は多くなく読書初心者の方でも充分理解できる内容です。読書術を得たい人にオススメの1冊です。