トシオの読書日記

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整える習慣

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著者 小林弘幸

 

この本では、交感神経副交感神経を軸として心と体を整える方法を108個書いてあります。交感神経とは体を活動的にするための神経で、副交感神経とは体を落ち着かせ休めるための神経と著者は述べています。

大きな行動ではなく日常の些細な行動や意識を変えるような方法が書かれているので、すぐに取り組むことができます。私がこの本から学んだ・変わったことは3つです。

 

★学んだ・変わったこと★
  1. どういう時に2つの神経が優位になるのかを少し理解した
  2. 自分の快適パターンを見つける
  3. 昼食後の2時間は捨てる

 

昼食後の2時間はノンファンクション(非機能)な時間であると著者は書いてます。この時間はメールチェックや単純作業など頭を使わない仕事をしましょう。

人と会うのも良いです。人と話していると交感神経が優位になります。会話をしてから午後の仕事に取り組むのが良いパターンです。

 

体育の時間という言葉がこの本に出てきます。長時間座っていると、死亡リスクが高くなるという研究があるようです。座りっぱなしの状態だと、血流が悪くなり、体に十分な栄養素が行き渡らなくなります。

そこで体育の時間です。これは「ひとつだけストレッチ」「ゆっくりと10回だけスクワットをする」ことです。

ストレッチはスキマ時間の5分でやります。たくさんの種類ではなく、一つに絞ることで習慣化しやすいからです。スクワットゆっくり深く行うことで、大腿筋が動きます。これらの行動が2つの神経が整います。

 

血流の話といえば、1日2杯ホットコーヒーを飲むという方法もあります。コーヒーには抗うつ効果があり、血管を広げたり抗酸化作用など血流に良い影響を与えるようです。アイスコーヒーだと体が冷えてしまい逆効果です。砂糖やミルクも基本NG。ホットコーヒーなら大腸の蠕動運動も刺激するので一石二鳥です。

 

 この本ほどすぐに行動に移せる本はあまりありません。最近リモートワークが増えています。日常の変化でイライラすることも多いかと思います。そんな時はこの本を読み、2つの神経を整えて、常に心と体を健康に保ちましょう。 

 

 

整える習慣 (日経ビジネス人文庫)

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